「フランス美術」講座 グロテスク装飾
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  • 武末 祐子(西南学院大学外国語学部外国語学科 教授)
講師詳細

 まずヨーロッパ的装飾の一つであるグロテスク装飾を紹介します。次に人の顔を捉えるとき横顔、正面顔の違いはあるのか考えてみましょう。そして18世紀から20世紀にかけては、まずダヴィッド「マラーの死」、印象派画家のうち人物画を得意としたルノワール「陽光の中の裸婦」、印象派グル―プと活動をともにしましたが、特異な点も多いカイユボットの都会的な「ヨーロッパ橋」、最後に、どこか気になるセザンヌの静物画を取り上げます。

10月11日(月)グロテスク装飾
 グロテスクという言葉は聞いたことがあっても、グロテスク装飾と言う言葉は聞いたことがない人が多いのではないだろうか。起源的にはグロテスク装飾が先で、グロテスクという言葉はあとに定着することになる。右の図がグロテスク装飾の一例であるが、これはいったい何であろうか。ヨーロッパの宮殿に現れた建築装飾といえば少し理解できるかもしれない。日本では馴染みがない装飾であり、ヨーロッパの有名な宮殿(たとえばベルサイユ宮殿)などに行っても、特に気がつかない部分であろう。
この装飾はどこにあるのだろうか。なぜ気がつくことがないのか。アラベスク模様(装飾)といえば、聞いたことがあるという方々に、グロテスク模様(装飾)との違いも感じていただきたければ嬉しい。ちなみに私はこの研究をしている。

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2021/10/11
曜日・時間
第2週 月曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


講師詳細

武末 祐子(タケマツ ユウコ)
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年~1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。