ヨーロッパ世界を変えた食文化

  • 安永 信二(九州産業大学国際文化学部教授)
  • 武末 祐子(西南学院大学文学部教授)
講師詳細

4・5・9月の講座では、「地中海料理の原点と、新食材による世界の変化」を取り上げる予定です。料理というのは時代とともに変化します。しかし、味覚が変化するにはかなり長い期間を必要とし、日本国内でも地方による味付けには古くからの伝統が守られているところも少なくありません。3回の講座では、現在でも生きている古来の味覚、そして時代とともに変化してきた食材の歴史を概観します。(安永 記)

6月、7月、8月の講座では、フランスを中心に食文化の歴史について語ります。2010年ユネスコの無形文化遺産に登録されたフランス料理も、はじめから洗練されていたわけではありません。人は何を食べるかによって他の人と自分達を区別します。フランスの料理人は、単なる料理人ではなく、料理が始まって終わるまで歌や踊りを含む一連の快楽の総支配人であり、オートキュイジーヌ(宮廷料理)はこうして完成されました。(武末 記)

1回ずつの受講も可能です。
1)4月19日 「ヨーロッパ料理を決めた食材と調味料」
2)5月17日 「古代ローマの飽食と帝国崩壊後のヨーロッパ料理」
         九州産業大学国際文化学部教授 安永信二
3)6月21日 「ビール文化とワイン文化」
4)7月19日 「メと呼ばれるコース、アントルメと呼ばれる余興について」 
5)8月 2日 「フレンチコースにおけるデザートの誕生:デザートはなぜ甘いのか」
         西南学院大学文学部教授 武末 祐子 
6)9月20日 「新しい食材の発見と世界の変動」
         九州産業大学国際文化学部教授 安永信二


 

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
この講座は、初回からの受講料を全額いただきます。

この講座は終了しました
日程
2019/4/19, 5/17, 6/21
曜日・時間
第3週 金曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,100円 
設備費(税込)
324円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。


※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

安永 信二(ヤスナガ シンジ)
九州産業大学国際文化学部教授。上智大学大学院博士後期課程単位取得退学(文学修士)。専門は、古代ギリシア史。『美神ヴィーナスとギリシア・ローマの女たち』『ギリシャ神話』(ともに新人物従来社)など神話・女性史関する著書、また古代の暦法についても論文・報告多数。「長崎ヨーロッパ文化研究会」会長。
武末 祐子(タケマツ ユウコ)
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻教授。西南学院大学卒業。1986年~1987年、フランス政府給費留学生。1987年、グルノーブル第3大学フランス文学研究科DRS(博士)。1995年、パリ・ソルボンヌ第4大学DEA取得。専門は、フランス19世紀文学。研究テーマはグロテスク美学。著書は『グロテスク・美のイメージ―ドムス・アウレアからフロベールまで』(春風社)など。フランス語教育にも関心があり、論文執筆・発表を行っている。