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【WEB割】いま考える「生」と「死」
- 教室・オンライン同時開催
- 柴田 篤(九州大学名誉教授)
- 円谷 裕二(九州大学名誉教授)
- 関 一敏(九州大学名誉教授)
- 京谷 啓徳(学習院大学教授)
- 東 茂美(福岡女学院大学名誉教授)
- 今西 祐一郎(前国文学研究資料館長 九州大学名誉教授)
- 長野 俊樹(福岡教育大学名誉教授)
新型コロナウイルスの流行やウクライナ戦争、異常気象など予測不能な出来事が次々と起こる近年。私たちはいかに生き、死をどう捉えるべきでしょうか。国、文化、宗教、環境などの違いにより、いまの世界には多様な死生観がありそうです。朝日カルチャーセンターが誇る講師陣が、「生と死」をそれぞれの専門分野の観点から語ります。いつもと一味違う講義に接し、いまこそ生きること・死ぬことについて考えてみませんか。
【カリキュラム】★1回ずつの受講もできます。
・4月27日 『荘子』に見る生と死と―古代中国の一つの思想 九州大学名誉教授 柴田 篤
・6月8日 哲学の観点から見た生と死 九州大学名誉教授 円谷 裕二
・7月6日 日本人の死生観-神話・伝説・昔話から 九州大学名誉教授 関 一敏
・8月3日 ルネサンス絵画にみるキリスト教の死生観-聖人崇敬との関わりから- 学習院大学教授 京谷 啓徳
・8月24日 死児哀傷の万葉歌ー山上憶良の悲しみ 福岡女学院大学名誉教授 東 茂美
・9月7日 源氏物語の「死」の語り方 前国文学研究資料館長 九州大学名誉教授 今西 祐一郎
・9月28日 ヨーロッパ芸術音楽のなかの死と癒し 福岡教育大学名誉教授 長野 俊樹
※オンライン受講の場合、音声のみの配信になる事があります。
・本講座はオンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンライン講座です。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。受講者側のお名前や映像、音声は配信されません。
・受講者全員に、後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送り致します。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。
注意事項
【WEB割引キャンペーン】対象講座です。定員に限りがあります。他の割引との併用はできません。
・本講座はZoom・ウェビナーを使用した教室でもオンラインでも受講できる講座です。(講師は教室※8月3日のみオンライン)。
開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【fk9asacul@asahiculture.com】 までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・受講者全員に、後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送り致します。
- 日程
- 2023/4/27, 6/8, 7/6, 8/3, 8/24, 9/7, 9/28
- 曜日・時間
- 第1週 木曜 13:00~14:30
- 回数
- 7回
- 受講料(税込)
- 会員 15,939円
- 設備費(税込)
- 1,540円
- 持ち物など
- 筆記用具をお持ちください。
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 柴田 篤(シバタ アツシ)
- 九州大学文学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。九州大学助手、福岡教育大学助教授を経て、九州大学文学部(中国哲学史講座)教授、同大学院教授。九州大学大学院人文科学研究院長、同人文科学府長、同文学部長等を歴任。現在、九州大学名誉教授。専攻分野は中国哲学史。特に中国近世儒学思想(朱子学・陽明学)及び日本におけるその展開、また明末清初における天主教(カトリック)と中国思想との対話などを研究。著述は、『中村惕斎』(叢書・日本の思想家11、明徳出版社、1983)、『天主実義』訳注(東洋文庫728、平凡社、2004)など。
- 円谷 裕二(ツブラヤ ユウジ)
- 東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。信州大学教養部助教授、九州大学大学院哲学講座助教授、教授を経て、現在は九州大学名誉教授。主としてドイツ哲学およびフランス哲学を研究し、ここ十年は現代の政治哲学に関心を向ける。主な著書として『経験と存在―カントの超越論的哲学の帰趨』(東京大学出版会、2002年、303頁)、『近代哲学の射程―有限と無限のあいだ』(放送大学教育振興会、2003年、236頁)、『知覚・言語・存在―メルロ=ポンティ哲学との対話』(九州大学出版会、2014年、418頁)、『デカルトとカント―人間・自然・神をめぐる争い』(北樹出版、2015年、235頁)、論文「哲学と政治―ハンナ・アーレントの行為論に即して―」(2017年)、論文「カントの超越論的哲学からアーレントの政治哲学へ―根源悪と人権概念をめぐって―」(2018年)など。
- 関 一敏(セキ カズトシ)
- 1949年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程、パリ大学Ⅳ博士課程修了。
筑波大学助教授、九州大学教授を経て現在九州大学名誉教授。福岡市史編集委員。
NPO法人ウェルビーイング附属研究所主席研究員。 - 京谷 啓徳(キョウタニ ヨシノリ)
- 1969年、香港生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学助手、九州大学大学院人文科学研究院准教授を得て、現在、学習院大学文学部教授。
著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版)、『もっと知りたいボッティチェッリ』(東京美術)、『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』(講談社)、『西洋美術の歴史4 ルネサンスI』(共著、中央公論新社)など。
『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』にて、2018年サントリー学芸賞受賞。 - 東 茂美(ヒガシ シゲミ)
- 1953(昭28)年,佐賀県伊万里生れ。成城大学大学院博士課程修了。博士(文学)。福岡女学院大学名誉教授。著書に『大伴坂上郎女』(1994年,笠間書院),『東アジア万葉新風景』(2000年,西日本新聞社),『山上憶良の研究』(2006年,翰林書房),『万葉集の春夏秋冬』(2013年,笠間書院),『鯨鯢と呼ばれた男 菅原道真』,『元号「令和」と万葉集』『古代万葉の歳時記』(2019年,2020年、2021年、共に海鳥社)、(などがある。各地の市民講座講師としても人気を博し,全国で開催される講演会でも活躍中。
- 今西 祐一郎(イマニシ ユウイチロウ)
- 1968年京都大学文学部卒。京都府立大学等を経て1985年より九州大学文学部助教授、教授、文学部長、副学長を歴任。2009年4月より2017年3月まで国文学研究資料館長。
著書に、『源氏物語覚書』、『蜻蛉日記覚書』(いずれも岩波書店)。 - 長野 俊樹(ナガノ トシキ)
- 1984年東京藝術大学大学院音楽研究科音楽学専攻修士課程修了。1985年より福岡教育大学教育学部音楽教育講座で教鞭をとる。1999年同教授。2001~2002年文部科学省在外研究員としてハンブルク大学に派遣。2020年福岡教育大学名誉教授。