王国なのか？帝国なのか？―高麗王朝の国家姿勢―
世界史の中の王朝
- オンライン講座
- 森平 雅彦(九州大学教授)
朝鮮歴代王朝の君主は、中国の皇帝から国王としての地位を承認されてきました。918年に誕生した高麗でも同様でしたが、韓国のドラマで演出されているように、その君主は「陛下」（ペーハ）と呼ばれていました。陛下は皇帝に対する二人称であり、王という立場には本来不相応です。本講義では、王と皇帝、二つの格式のあわいでゆらめく高麗王朝の特徴を紹介します。
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- 日程
- 2023/6/17
- 曜日・時間
- 第3 土曜 13:00～14:30
- 回数
- 1回
- 受講料（税込）
- 会員 3,080円 一般 3,630円
- 設備費（税込）
- 220円
- 持ち物など
- 筆記用具をお持ちください。
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講師詳細
- 森平 雅彦(モリヒラ マサヒコ)
- 専門分野＝朝鮮中世・近世史、朝鮮半島の環境史。
朝鮮中世・近世の国際関係（外交、文化交流、陸海の交通など）と政治史を研究。また近年は水環境と人の暮らしをテーマに現地を歩いている。