三角縁神獣鏡と卑弥呼の時代 「三角縁神獣鏡の流通形態と3世紀の東アジア」

  • 辻田 淳一郎(九州大学准教授)
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 いわゆる邪馬台国論争の中で,近畿説の論拠の一つとして挙げられるのが,三角縁神獣鏡と呼ばれる青銅鏡です。この鏡については,卑弥呼が魏から与えられた「銅鏡百枚」の有力候補として考えられてきましたが,中国で一面も出土していないことなどから,現在に至るまで製作地について議論が行われています。この講座では,三角縁神獣鏡をめぐる最近の研究動向について,文様・銘文・製作技術や日本列島内での流通形態といった観点から検討を行い,邪馬台国の時代における三角縁神獣鏡の意義について考えてみたいと思います。






この講座は終了しました
日程
2021/7/31
曜日・時間
第2 土曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。
その他
※設備費は、教室維持費です。
※継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。

講師詳細

辻田 淳一郎(ツジタ ジュンイチロウ)
1973年長崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科(学府)博士後期課程単位取得退学。福岡県教育庁文化財保護課、九州大学大学院人文科学研究院専任講師を経て現職。
博士(比較社会文化)。
専門:日本考古学。主な研究テーマは日本列島の古代国家形成過程に関する比較考古学的研究。弥生時代~古墳時代の遺跡から出土する物質文化の分析を基礎として、社会の複雑化の実態解明やその相対化を目指しつつ研究を行っている。
著作:「威信財システムの成立・変容とアイデンティティ」田中良之・川本芳昭編『東アジア古代国家論―プロセス・モデル・アイデンティティー』(すいれん舎,2006)、『鏡と初期ヤマト政権』(すいれん舎,2007)、『同型鏡と倭の五王の時代』(同成社,2018)、『鏡の古代史』(角川選書,2019)など