• トライアル可

室町・戦国時代の史料(古文書・古記録)を読み解く
  • 教室開催

  • 伊藤 幸司(九州大学大学院比較社会文化研究院 教授)
講師詳細

 九州・山口地域に関係する古文書や古記録のなかでも、室町・戦国時代のものをを中心に読んでいます。
 くずし字を読むことから始めますが、くずし字が読めない方には翻刻したものを配ります。文字を読むだけでなく、史料から見えてくる中世社会の様相(政治、経済、文化、外交など)について、近年の研究成果を踏まえながら説明していきます。
 これまでに、「乗福寺文書」「麻生文書」「相良武任書札巻」「崇福寺文書」などを読んできました。

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この講座は終了しました
日程
2023/7/11, 7/25, 8/8, 8/22, 9/12, 9/20
曜日・時間
第2週・第4週 火曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 15,180円 
設備費(税込)
1,320円
持ち物など
筆記用具をお持ちください。



※設備費は、教室維持費です。
※継続受講の方は、当月に入ってからのご入金は窓口でのお支払いをお願いします。

講師詳細

伊藤 幸司(イトウ コウジ)
1992年 京都府立大学文学部史学科卒業
1994年 慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了
2000年 九州大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了
主な研究テーマは、東アジア交流史・日本中世史 とりわけ、前近代東アジア海域交流史/中世禅宗史/九州・山口地域史など。
最近は、中世の港町をキーワードとして都市史や流通史にも興味があるほか、美術史分野の肖像画や室町水墨画にも関心を広げている。12~16世紀における日本列島と東アジア諸地域との交流の諸相を、交流を媒介した僧侶や海商、取り交わされる文物や情報などの視座から研究をおこなっている。