魂の邂逅 石牟礼道子と渡辺京二

  • 米本 浩二(作家 石牟礼道子資料保存会研究員)
講師詳細

 『苦海浄土』で知られる作家・詩人の石牟礼道子さん(熊本市)と、『逝きし世の面影』を書いた日本近代史家、渡辺京二さん(同)。一見対極の存在のように見えますが、孤独な魂のありようは双子のようにそっくりです。1960年代後半、作家と編集者として出会ったふたりは、「魂の邂逅」と呼ぶしかない魂の運命的な共振を経験します。ふたりは水俣病闘争を主導して患者さんを支援し、その積極果敢な行動は、「地域」や「公害」を超える普遍性をもって人々の思想と良心を揺さぶります。闘争後もふたりの「書く闘争」はつづき、石牟礼さんが2018年に亡くなるまで渡辺さんの献身的サポートはつづきました。そのように至らしめたものは何か。戦後日本の、いや世界の思想史に稀有な光を放ち続ける道子と京二、ふたりの軌跡をたどります。 

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注意事項

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日程
2021/6/27
曜日・時間
日曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,640円 一般 3,410円
教材費(税込)
-
設備費(税込)
110円
持ち物など
筆記用具

※受講手続きは事前にお済ませ下さい。当日入金は、受講料に200(税別)円を加えた金額で承ります。
※設備費は、教室維持費です。

講師詳細

米本 浩二(ヨネモト コウジ)
 1961年、徳島県生まれ。毎日新聞記者をへて著述業。石牟礼道子資料保存会研究員。著書に『みぞれふる空-脊髄小脳変性症と家族の2000日』(文藝春秋)、『評伝 石牟礼道子-渚に立つひと』(新潮社、第69回読売文学賞評論・伝記賞)、『不知火のほとりで-石牟礼道子終焉記』(毎日新聞出版)、『魂の邂逅-石牟礼道子と渡辺京二』(新潮社)。福岡市在住。