徳川幕府にとってのロシア問題
今だからこそロシアを知ろう!(九州大学大学院地球社会統合科学府提携講座)
- 教室開催
- 松尾 晋一(長崎県立大学 地域創造学部教授)
※教室で受講される方はこちらからお申込みください。
※オンラインで受講される方はこちら。→ https://www.asahiculture.jp/course/fukuoka/e8c0bec6-53f4-0341-4d19-6409ab0f2d05
ウクライナへのロシアの侵攻が始まり約1年。戦争の終息もみえない現在、戦争の当事者であるロシアに対する社会の関心はいやが上にも高まっています。ロシアは、日本の隣国であるにもかかわらず、覇権主義で得体の知れない国家…、というような負のイメージで語られることが多い一方、その実態を知り得る機会もさほどありません。しかし、このような時だからこそ、隣国であるロシアについて知る必要があるのではないでしょうか。実は、九州大学にはロシア研究者が多く在籍しています。そのメリットを活かし、今回、本講座では歴史学、哲学、文学、科学、宗教学という多様な切り口から、ロシアの実像について鋭く迫っていきたいと思います。
第1回目は、松尾晋一(長崎県立大学地域創造学部教授)「徳川日本にとってのロシア問題」
18世紀後半以降、ロシア船が日本近海に現れて日本へ通商を求める動きがみられます。しかし日本を開国させたのは、アメリカでした。これは1854年のことで、日本にとってはこの間立場を守れたことになりますが、ロシアの影響が何もなかったわけではありません。徳川幕府にロシア問題が何をもたらしたのか、考えていきたいと思います。
★会場は、朝日カルチャーセンター福岡教室です。
※九州大学大学院地球社会統合科学府は、2014年に発足してすでに8年が過ぎました。2017年10月から朝日カルチャーセンターとの提携講座を開講しています。
- 日程
- 2023/4/1
- 曜日・時間
- 第1週 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,080円 一般 3,630円
- 設備費(税込)
- 220円
- 持ち物など
- 筆記用具をお持ちください。
※設備費は、教室維持費です。
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講師詳細
- 松尾 晋一(マツオ シンイチ)
- 1974年長崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学。長崎歴史文化博物館研究員、長崎県立大学国際情報学部准教授、同大学地域創造学部准教授を経て、現在、同大学地域創造学部教授。博士(比較文化)。専攻は日本近代史で、主な著書として『江戸幕府の対外政策と沿岸警備』(校倉書房、2010年)、『江戸幕府と国防』(講談社、2013年)など。