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漱石の漢詩 伊豆大患期の作を中心に

  • 黒田講師
  • 黒田 眞美子(元法政大学教授)
講師詳細

漱石の漢詩は、「日本人の漢語の詩として、めずらしくすぐれる」(吉川幸次郎『漱石詩注』序)と評価されている。伊豆大患期の作は、留学(1900年)及び帰国後十年の漢詩創作空白期を経て、突如再開された。吐血による「三十分の死」から生還した後の病臥中の諸篇である。その体験によって、詩境が著しく深化したと評される。諸作は、いかなる特質を有するか考究する。

第一回: 4月20日(火)
  冬の講座に引き続き、伊豆大患期の作を対象に、味読する。
  大吐血後、一か月半ばを過ぎての様々な感慨を「思ひ出す事など」を参照しながら説明する。
  
第二回: 5月18日(火)
  伊豆大患期の後半は、体力も徐々に回復して、律詩が増えてくる。
  律詩の基礎知識や特質を中心に解説し、漱石の人生観の変容を追究する。

第三回: 6月15日(火)
  後半期に多い「夢」について考察し、漱石漢詩の特質を分析する。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/4/20, 5/18, 6/15
曜日・時間
第3週 火曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 
設備費(税込)
330円
持ち物など
プリント教材使用のため、コピー代(現金のみ)

講師詳細

黒田 眞美子(クロダ マミコ)
くろだ・まみこ 東京大学大学院博士課程修了。元法政大学教授。博士(文学)。専門は、中国六朝唐代文学。主な論著:『韋應物詩論』(汲古書院)、「夏目漱石の中国文学受容」(『日本文學誌要』第95・96号)、共編『中国古典小説選』全12巻(明治書院)、『聊齋志異』(光文社古典新訳文庫)など。