金沢文庫古文書にみる千葉の中世

  • 上総国周東郡波多澤村年貢米結解状
  • 永井晋講師
  • 称名寺
  • 永井 晋(関東学院大客員教授)
講師詳細

 横浜市金沢区の称名寺が所蔵する国宝「金沢文庫文書」は、中世東国の歴史・文化・生活を伝える貴重な資料群です。この講座では、「金沢文庫文書」の中から、千葉県と関係の深い文書を選び、その本文を読みながら、そこに書かれた背景を解説し、千葉県の中世史に触れていきます。一回の講座で紹介する文書は5~6点を考えています。

 4月 「称名寺と東禅寺」
  多古町の東禅寺は、律院称名寺が房総半島の末寺を管理するための拠点とした寺院でした。東禅寺関係文書には、房総半島の情勢を伝える書状が多く残っています。この回は、東禅寺を通じて房総の中世を見ていきます。
 5月 「僧侶の手紙」
  東禅寺の僧侶たちは、称名寺と密接にやりとりをし、房総半島の情勢を伝えていました。僧侶の書状を通じて房総半島の中世を解説します。
  6月 「南北朝の内乱」
   東禅寺は、千田氏の城土橋城の隣にあります。東禅寺には、千田氏と千葉氏の攻防をめぐる書状がいくつもあります。房総半島の南北朝内乱の文書を読んでいきます。

この講座は終了しました
日程
2019/4/11, 5/9, 6/13
曜日・時間
第2週 木曜 13:00~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,424円 一般 9,072円
設備費(税込)
324円

講師詳細

永井 晋(ナガイ ススム)
1959年、群馬県に生まれる。1986年、國學院大學大学院文学研究科博士課程後期中退。2007年、國學院大學博士(歴史学)取得。、神奈川県立金沢文庫主任学芸員として活躍。神奈川県立歴史博物館企画普及課長を経て、 現在、関東学院大学非常勤講師。
【主な著書】「鎌倉幕府の転換点-『吾妻鏡』を読みなおす」「金沢貞顕 金沢北条氏の研究」 「北条高時と金沢貞顕」「鎌倉源氏三代記」 以上(吉川弘文館)。