平安貴族の日常に触れる
  • 教室開催

  • 野口孝子講師
  • 野口 孝子(公益財団法人古代学協会客員研究員)
講師詳細

 春になると、皆どこかに出かけたくなるものです。平安貴族も同じ。こぞって、お花見に出かけ、今日と同じように清水や白河を散策。ご馳走を食べ、歌を詠み音楽を奏で、盛り上がりました。
 また、転勤で地方へ赴任していく人もいます。実資の兄高遠は、九州大宰府の大弐に抜擢され、二人の妻を連れて都を後にします。が、早くも淀川でトラブル。貴族たちが京外に向かう楽しみと危険を、小野宮実資の日記『小右記』から読み解いてみましょう。

2月4日(土)
 国司の赴任 ―実資の兄高遠、九州に赴く―

3月4日(土)
 京外へ向かう貴族たち ―東山でお花見―

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日程
2023/2/4, 3/4
曜日・時間
第1週 土曜 10:30~12:00
回数
2回
受講料(税込)
会員 6,600円 
設備費(税込)
330円
その他
※1月は、講座がありません。

講師詳細

野口 孝子(ノグチ タカコ)
早稲田大学卒。鹿児島大学大学院修了。専門は日本古代史。平安時代の邸宅相続や里内裏が主な研究テーマ。近年、平安時代の夜化に注目し「夜」の視点で平安京を見直している。2019年度まで同志社女子大学講師。