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漱石の漢詩 伊豆大患期の作を中心に

  • 黒田講師
  • 黒田 眞美子(元法政大学教授)
講師詳細

漱石の漢詩は、「日本人の漢語の詩として、めずらしくすぐれる」(吉川幸次郎『漱石詩注』序)と評価されている。伊豆大患期の作は、留学(1900年)及び帰国後十年の漢詩創作空白期を経て、突如再開された。吐血による「三十分の死」から生還した後の病臥中の諸篇である。その体験によって、詩境が著しく深化したと評される。諸作は、なぜ再開されて、いかなる特質を有するか考究する。

8/18 序論。漱石の漢詩について、当時の情況や背景について解説し、併せて漢詩の基礎知識や参考文献などをも紹介
9/ 1 十年の空白を経て、漢詩創作がなぜ再開されたのかを問題意識としてもちながら、再開された詩篇を中心に、その理由と意味を考察
9/15 絶対安静の病臥という特異な状況における代表的詩篇について、その特質を闡明する

お申し込み
日程
2020/8/18, 9/1, 9/15
曜日・時間
第3週 火曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,910円 一般 9,900円
設備費(税込)
330円
持ち物など
プリント教材使用

講師詳細

黒田 眞美子(クロダ マミコ)
くろだ・まみこ 東京大学大学院博士課程修了。元法政大学教授。博士(文学)。専門は、中国六朝唐代文学。主な論著:『韋應物詩論』(汲古書院)、「夏目漱石の中国文学受容」(『日本文學誌要』第95・96号)、共編『中国古典小説選』全12巻(明治書院)など。