武士の家計事情 知られざる武士の実像

  • 講師
  • 安藤 優一郎(歴史家)
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武士は食わねど高楊枝という言葉があるように、武士は金とは無縁な存在という印象が
今なお強い。しかし、生活力に乏しい下級武士であればあるほど、金銭感覚が鋭かったの
が実情である。給料が安くても、節約や財テクにより家計をやり繰りしていたのが武士の
本当の姿だった。そうした能力を幕府も積極的に取り入れており、鬼平の異名で知られる
火付盗賊改の長谷川平蔵などは理財の道に通じていたことが評価され、人足寄場設置とい
う幕府の政策にも深く関与したぐらいである。そんな理財の道に長けた武士がいかにして
家計をやり繰りしていたかを解き明かすことで、知られざる武士の実像に迫る。

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日程
2019/12/14
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,080円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円

講師詳細

安藤 優一郎(アンドウ ユウイチロウ)
1965年、千葉県生まれ。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。主な著作に『大奥の女たちの明治維新』(朝日新書)、『徳川慶喜と渋沢栄一』(日本経済新聞出版社)『幕末維新 消された歴史』(日経文芸文庫)『「街道」で読み解く日本史の謎』(PHP文庫)『西郷隆盛の明治』(洋泉社歴史新書)『参勤交代の真相』(徳間文庫カレッジ)など。