アジアNOW 2月 アジアの動きを追う

  • 世界遺産マカオ最古の媽閣廟
  • 津田 邦宏(朝日新聞元アジア総局長)
講師詳細

「アジアのいま」を追いかける。
アジアを歩きながらいつも、アジアの魅力とは何だろうと思う。市場に身を置くと猥雑さと温もりとに包み込まれる心地良さを覚え、路地に佇む老人の静謐な眼差しは悟りへの道標のように思えた。
21年のアジアは米国のバイデン新大統領の外交政策がどう展開するかにかかっている。コロナ禍が続くなか、中国への厳しい対応を崩さずに臨むのか、協調路線に舵を切るのか。東アジア、インド、東南アジアの国々は息をのむ思いで見守る。


2月のテーマ
□ ミャンマーでクーデター
 ミャンマーで1日、国軍によるクーデターが発生、アウンサンスーチー国家顧問らが拘束された。20年総選挙の与党・国民民主同盟(NLD)圧勝に危機感を抱いた軍部が「選挙の不正」を理由に権力を掌握した。国際社会はどのように対応していくのか。
□ ベトナム・チョン書記長が3選
 ベトナムで5年に1度のベトナム共産党大会が開かれ、10年間トップの座にあるグエン・フー・チョン書記長の続投が決まった。「反腐敗」運動と厳しいコロナ対策の継続を掲げ、党規約「連続2期10年」の特例措置とすることで権力維持に成功した。
□ インドは農業新法で混乱が続く
 インドで20年9月に成立した農業新法がモディ政権を揺るがしている。人口13億人の半数を超える農民が新法の「大規模化、流通網効率化」に反発。最高裁は21年1月、各地のデモに収束の兆しが見えないことから、新法の一時停止措置を講じた。

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日程
2021/2/25
曜日・時間
第4週 木曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,190円 一般 3,520円
設備費(税込)
110円

講師詳細

津田 邦宏(ツダ クニヒロ)
朝日新聞香港支局長として1997年の香港返還を取材、アジア総局長(バンコク)時代は広くアジア全域をフォロする。朝日カルチャーセンター千葉元社長。2013年春から2年間、台北に居を移し、台湾からアジアを眺める。