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貴族日記にみる房総の武将たち 3 藤原定家門前払いされた東胤… 4回シリーズ
- 野口 実(京都女子大学名誉教授)
鎌倉時代、宇都宮氏とならんで関東の歌壇をささえた東氏の一族。その先鞭をつけたのが三代将軍源実朝からも重用された東胤行(素暹)でした。その胤行や当時の関東の武士たちが京都でどのように行動し、文化を享受していたのか、さまざまなエピソードをのせる『明月記』を繙いてみましょう。
① 11月 7日 国守の妻女も「憂死」にさせた平忠常(小野宮実資『小右記』)
② 11月21日 京都でも有名だった大豪族・上総広常(九条兼実『玉葉』)
③ 12月 5日 藤原定家に門前払いされた東胤行(藤原定家『明月記』)
④ 12月19日 貴族邸に押し入った千葉介の家来たち(広橋経光『民経記』)
- 日程
- 2020/12/5
- 曜日・時間
- 土曜 13:30~15:00
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,410円 一般 3,630円
- 設備費(税込)
- 110円
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講師詳細
- 野口 実(ノグチ ミノル)
- のぐち みのる 千葉市出身。青山学院大学大学院修了。文学博士。京都女子大学名誉教授。著書に『列島を翔ける平安武士』(吉川弘文館)、『武士の棟梁の条件』(中公新書)、『東国武士と京都』(同成社)ほか多数。