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蝦夷征伐の謎を解く…東北はいかにして侵略されたのか?
- 川村 昭義(文筆家・元朝日新聞記者)
古代、東北は「野蛮人」の支配する未開の地で、「蝦夷征伐」と称して中央政権の討伐の対象にされました。では、東北人は反逆者だったのでしょうか。この講座ではそもそも「蝦夷」とはどんな意味を持ち、どんな人々を指すのかを考えながら、繰り返し行われた「蝦夷征伐」の実像に迫ります。それは、言葉を変えると中央政府の国造りそのものと言えます。政府軍の象徴とも言うべき坂上田村麻呂とはいかなる人物だったのか。対する地元勢力の英雄だった阿弖流為(アテルイ)とは…二人の対決を振り返りながら、中央政府はいかなる方法で勢力拡大を図り、迎え撃つ東北人はどう戦ったのか推理します。「蝦夷」は「エミシ」とも「エゾ」とも発音します。何か違いがあるのでしょうか?アイヌ人はどう絡んでくるのでしょうか。
第一回 『蝦夷』とはそもそも誰なのか。その語源は…そして、その思想は今も続く…
第二回 蝦夷の住む国とは何処を指したのか…
第三回 蝦夷征伐のスタートはいつごろから、どこで始まったのか…
第四回 繰り返さる征討…その象徴の坂上田村麻呂対阿弖流為の攻防…
- 日程
- 2020/7/15, 7/29, 8/19, 9/16
- 曜日・時間
- 水曜 15:30~17:00
- 回数
- 4回
- 受講料(税込)
- 会員 11,880円 一般 13,640円
- 設備費(税込)
- 440円
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講師詳細
- 川村 昭義(カワムラ アキヨシ)
- 1943年東京生まれ。青山学院大学卒、朝日新聞記者を経て青森朝日放送副社長。
元NHK文化センター青森教室講師
著書に「青雲の彼方―伊達政宗」「前九年後三年の戦いー藤原清衡」
現在、フリージャーナリスト、テレ朝系列局歴史番組制作企画