渡来人・帰化人論争と「日本人」━近代と対話する古代史 渡来人と帰化人①

  • 田中講師
  • 田中 史生(早稲田大学教授)
講師詳細

帰化人」をやめて「渡来人」を用いるべきとの見解が提起されて半世紀ほどが経ち、今ではほとんどの教科書や概説書が渡来人を採用しています。しかし日本古代史研究の現場において、この論争は現在も続く難しい問題です。この古代史の論争は、「日本人」とは何かという近代的な問いと深く結びついているからです。本講座では、近代日本と古代の帰化人・渡来人との深い関係や、「帰化」「渡来」の語が古代史料で実際にどうに使われているのかを見ることで、近代と古代が錯綜する帰化人・渡来人論争の問題点や課題について考えます。

お申し込み
日程
2020/7/21
曜日・時間
火曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,410円 一般 3,630円
設備費(税込)
110円
持ち物など
※4/28から日程が変更になりました

講師詳細

田中 史生(タナカ フミオ)
1967年福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。島根県教育庁文化財課主事、関東学院大学経済学部教授を経て、2018年4月より現職。主な著書に『日本古代国家の民族支配と渡来人』(校倉書房)、『倭国と渡来人』『国際交易と古代日本』(吉川弘文館)、『越境の古代史』(ちくま新書・角川ソフィア文庫)、『国際交易の古代列島』(角川選書、古代歴史文化賞大賞)、『渡来人と帰化人』(角川選書)など多数。