淀川流域の前期古墳

  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

この地域は早くから調査研究がなされ、学史的にも著名な前方後円墳がたくさんあります。それらのうち前期には、大きく分けて三つのタイプがあります。紫金山古墳、将軍山古墳、万籟山(ばんらいさん)古墳、池田茶臼山古墳など、割竹形木棺と竪穴石槨という畿内中枢の「公的」な墓室ながら、ほぼ単独でつくられる前方後円墳、弁天山古墳群のように前期をつうじて前方後円墳などが累代的に造営されるもの、「青龍三年」鏡などを出土したにもかかわらず木棺直葬で方墳の安満宮山古墳がそうです。今回は淀川右岸域の前期古墳をとりあげて、その歴史的な特性に迫ってみようと考えています。

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日程
2019/7/19, 8/30, 9/20
曜日・時間
金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,100円 一般 9,396円
持ち物など
筆記用具
初回に資料を配布します。(実費)
その他
窓口でお手続きされる方は、2番のちらしをご覧ください。
8月は第5金曜日です。ご注意ください。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を問う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)など。