• トライアル可

欧州文化物語 ウイーン世紀末美術展

  • 田中映男講師
  • 田中 映男(元オーストリア大使)
講師詳細

元外交官として日欧両方の文化の面白さを知る講師が、自身の経験に基づいて様々なテーマで欧州の文化を語る講座です。外交官として日欧両方の文化の面白さを知る講師が、自身の経験に基づいて様々なテーマで欧州の文化を語る講座です。
今期のテーマは『ウイーン世紀末美術展』。
私は以前オーストリア大使としてウイーン・ミュージアムの前館長と現館長に案内されて数多くの名品を見ました。今回、親友アーゼンバウム博士が日墺修好150年記念のウイーン展覧会を企画しました。12月まで大阪国立国際美術館で開かれる『ウイーン世紀末美術展』の組み立てを、4月にウイーンで博士から聞いてきました。百年前からウイーンに住む博士の家族の歴史はウイーン美術の運命に重なります。関西で見るユーゲントシュティールの名作の背景を知るために、ウイーン世紀末美術を生んだ猶太系ウイーン富豪の世紀末から20世紀への人生を語り、名作を解説します。(講師記)


【各回の内容】
10月 世紀末美術展の予備知識として、ウイーンの宮廷と社交界が芸術を振興した具体例を説明します。講師が聞いた友人の曽祖父母である貴族と富豪の世紀末の文化蒐集と芸術家を招いたパーティ生活の紹介も。

11月 出品作から推奨作品を選んで解説します。併せてハプスブルグ貴族と並び19世ウイーンの文化を担った顔ぶれ(音楽、文芸の世界)を見ていきます。皇帝フランツ・ヨーゼフは高額納税者を次々男爵に任じ、その子孫がウイーンを代表する画家、建築家、彫刻家、作曲家になりました。

12月 ウイーン世紀末美術のその後について。ナチスの併合から猶太人の迫害と美術品の迫害史が始まります。結末を含めて今猶太系市民は歴史をいかに総括しているか、アーゼンバウム博士から聞いた猶太系市民の率直な感想を紹介します。

・1回受講を受け付けております。会員3,080円、一般3,520円でご受講いただけます。

申し訳ありませんが、こちらの講座はホームページからのお申し込みはできません。恐れ入りますが、当教室にお問い合わせください。

お申込みはお電話0797-38-2666で
日程
2019/10/10, 11/14, 12/12
曜日・時間
第2週 木曜 13:30~15:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 一般 9,570円
その他
・1回受講を受け付けております。会員3,080円、一般3,520円でご受講いただけます。
窓口でお手続きをされる方は、3-A番のちらしをご覧ください。

講師詳細

田中 映男(タナカ アキオ)
1971年外務省入省。2010年オーストリア大使(兼マケドニアおよびコソボ大使)を退職。40年間に海外の任地に8回勤務(ドイツ、ウイーン、ドイツ、ブラジル参事官、ニューヨーク国連代表部で安保理担当公使、フランクフルト総領事、ナイジェリア大使、ウイーン大使)。仕事で80カ国以上を訪問。常に外国人のあらゆる質問(「日本の妻は三歩下がって歩くか?なぜクジラを殺すのか?」など)に答えるべく日本人と日本文化を勉強。更にその成果を欧米人に理解される言い方や手段で伝達する工夫を重ねる。海外での講演は200回以上に及ぶ。帰国後、日本人には「欧州など諸外国の対日関心増大に答えてもっと交流を深めるべし」、欧州人には「日本の古い文化からもっと学べることを探すべし」と提案している。