海民の考古学 群集墳・横穴墓・洞穴墓をつくった海民層

  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
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岡山県喜兵衛島や愛知県日間賀島のような、平野がまったくなくて農業のできない小さな島にも、横穴式石室をもった円墳が多数、築造されています。さらには、伊豆半島などの崖に穿たれた横穴墓や海食洞穴にも、玉類や武器が副葬された墓が営まれています。明らかに海民がつくったものです。海を生業にした海民は、いったい何のために古墳をつくったのでしょうか。古墳時代の船とあわせて、海民が巻き込まれた6・7世紀ごろの政治動向を考えてみましょう。

お申し込み
日程
2020/10/16, 11/20, 12/18
曜日・時間
第3週 金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 一般 9,570円
設備費(税込)
330円
持ち物など
筆記用具
初回に資料を配布します。配布資料を各回ご持参ください。(実費)
※設備費は教室維持費です。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を疑う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)など。