日本人とショパン ―日本・ポーランドの国交樹立100周年を祝して

  • 多田純一講師
  • 参考図書『日本人とショパン』アルテスパブリッシング(2014)
  • 多田 純一(奈良佐保短期大学講師)
講師詳細

今年は日本・ポーランドの国交樹立100周年記念の年であり、兵庫県立美術館を皮切りに「ショパン-200年の肖像」(神戸新聞社等主催)が開催されます。この展覧会では日本におけるショパン受容にも焦点があてられています。日本人がショパンの音楽を好む傾向は、ショパンの祖国ポーランドでもよく知られていますが、受容史の観点からみると、この傾向は西洋音楽の導入期となる明治期までさかのぼることが可能です。本講座では、明治期にショパンという作曲家がどのように受け容れられたのかについて、楽譜や演奏会の記録を中心に説明します。
次に、日本人で「ショパン弾き」と呼ばれた最初のピアニスト・澤田柳吉の音楽活動、ショパンの伝記映画、音楽コンクール、などのトピックを通して、第二次世界大戦までの日本におけるショパン受容について音源を用いつつ、解説します。最後に、ショパンの自筆譜や弟子の楽譜への書き込みなどが確認できる研究用のウェブサイトを見ながら、その使用方法について説明いたします。

なお、今回のショパン展では展示数の都合上、展示できなかった楽譜資料や図書を本講座限定で展示いたします。

この講座は終了しました
日程
2019/10/29
曜日・時間
火曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,860円 一般 3,190円
持ち物など
次の参考文献にあらかじめ目を通しておいていただくと、理解がより深まると思います。
<参考文献>
多田純一『日本人とショパン 洋楽導入期のピアノ音楽』アルテスパブリッシング(2014)
その他
窓口でお手続きされる方は、公開チラシ8をご覧ください。
開場は13:00(予定)です。

講師詳細

多田 純一(タダ ジュンイチ)
大阪芸術大学大学院芸術研究科博士後期課程修了。博士号(芸術文化学)を取得。ショパン作品および『バイエル・ピアノ教則本』、ショパン受容、澤田柳吉に関する研究において論文多数。