戦国時代を歩く 原点回帰で岡山の本格山城へ!備前三石城跡を訪ねて
- 福島 克彦(城郭談話会会員)
播磨に通じる山陽道の宿場町として、古くから賑わってきた備前市の三石(みついし)地区。町を見下ろす標高290mの天王山の頂に築かれた三石城は、南北300mほどの規模があり、赤松氏のもとで備前守護大名を務めた浦上氏の居城となった後、天文23(1554)年まで備前東部の中心としての役割を果たしてきました。南北朝時代の縄張りをよくとどめている一方で、戦国時代のものと思われる石垣造りの大手門や畝状竪堀群、堀切、出丸、井戸などの遺構が見られ、残存状態も良好で見ごたえ十分。今回は講師も激オシの連郭式山城に絞って、じっくりと見学します。(徒歩約8km。山道を歩きます。一部、急峻な道もあります。健脚者向き)
1月17日(日) 11時 JR山陽本線「三石」駅 改札口集合
(同駅で16時10分頃 解散予定)
【行程】 ※天候等の理由でコース内容が変更する場合があります。
三石駅を出発(すべて徒歩で移動) ⇒ 山上に到着後、お昼休憩 ⇒ 大手門、本丸、鶯丸(出丸)、畝状竪堀群、千貫井戸など山上の遺構を見学 ⇒ 下山 ⇒ 時間があれば、明治24年築で赤レンガ造りの4連アーチ「四列穴門(よれつあなもん)」を見学 ⇒ 三石駅に到着後、解散予定
★ホームページで「満席」の表示が出ていても、お席が空いている場合があります。カルチャーセンターの窓口またはお電話でお問い合わせください。
この講座は終了しました
- 日程
- 2021/1/17
- 曜日・時間
- 日曜 11:00~16:10
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 4,180円 一般 4,730円
- 持ち物など
- 【持ち物】
お弁当、飲み物、敷き物、雨具、軍手、筆記用具。
登山用の杖もお持ちいただくことをおすすめします。歩きやすい服装と靴でご参加ください。
- その他
- ◆公開講座ちらし3番で詳細をご確認ください。 ◆交通費は各自でご負担ください。 ◆当日は必ずマスクをご持参ください。 ◆少雨実施です。但し、前日の天気予報で大雨・大雪などの警報が出ている場合は、前日の午後に中止もしくは順延のご連絡を差し上げます。 ◆キャンセル手数料は、前々日の1/15(金)まで550円、前日の1/16(土)と当日はご返金ができませんのでご了承ください。
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講師詳細
- 福島 克彦(フクシマ カツヒコ)
- 1965年生。立命館大学文学部卒。愛知県立知多高等学校教諭、大山崎町歴史資料館学芸員を経て現職。専門は日本中世史、城郭史。著書に『畿内・近国の戦国合戦』。