海民の考古学

  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

各地の海浜部には、各時期を通して前方後円墳が造営されています。古墳時代の交通にとっては、海運がきわめて重要だったのです。いっぽう、三河湾に浮かぶ小島、日間賀島などにも横穴式石室をもった古墳群が営まれています。明らかに海民がつくったものです。おなじく6世紀には、海に面した崖に穿たれた横穴墓や天然の洞穴にも、多数の副葬品をそなえた海民の墓があります。どのような情勢を表しているのでしょうか。さらには、船を象った埴輪や、それを描いた土器などもたくさんあります。これらの背景を繙いてみようというのが、今回の講義の目的です。

申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

満席になりました
日程
2020/6/19, 7/17, 8/21
曜日・時間
第3週 金曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 一般 9,570円
設備費(税込)
330円
持ち物など
筆記用具
初回に3回分の資料を配布します。配布資料を各回ご持参ください。(実費)
※設備費は教室維持費です。
その他
窓口でお手続きされる方は、2番のちらしをご覧ください。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を問う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)など。