弥生墳丘墓と前方後円墳 それは服属か、発展的解消か?

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  • 森岡 秀人(関西大学大学院非常勤講師・桜井市纒向学研究センター共同研究員)
講師詳細

弥生時代の後期中頃から、各地の墓制は地域型への志向を強め、特異な墳丘形態・構造を独自性容認の下、互いに発展させます。四突起方丘墓・二突起円丘墓・一突起円丘墓・階段状方台墓・前方後円形周溝墓などは、その発達の一端を形容したものですが、前方後円墳の出現は、列島規模の墓制の秩序づけを目論んだもので、国家形成前段にこれらの弥生墓制とも対峙します。しかし、弥生社会の衰亡には時間的格差をもたらし、必ずしも前方後円墳体制が一斉に確立をみたわけではありません。古墳時代の開幕について、女王卑弥呼の王権からヤマト王権への大きな変革の過程で、各地の墓制原理の解体や統合をめぐる視点から迫る興味深い基礎講座です。

※当日空席があれば1回受講もできます。(会員3,080円、一般3,520円)
  詳細は電話でお問い合わせください。<0797-38-2666>


① 10/9 古墳にならなかった弥生墳丘墓
② 11/13 前方後円墳の出現はなぜずれたのか
③ 12/11 前方後円墳社会への同化と条件整備をめぐる謎


お申し込み
日程
2019/10/9, 11/13, 12/11
曜日・時間
第2週 水曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,250円 一般 9,570円
持ち物など
教材として資料を配布します。(実費)
筆記用具
その他
窓口でお手続きされる方は、2番のちらしをご覧ください。

 

講師詳細

森岡 秀人(モリオカ ヒデト)
1952年生。中学・高校と歴史研究部に入り、関西大学文学部史学科に進む。考古学研究室では末永雅雄、横田健一、網干善教など諸先生に師事。高松塚古墳の発掘で壁画と対面。詳しく調査する。弥生文化の研究や大坂城石切場の研究など幅広い分野をもつ。