カラヴァッジョ芸術の革新性

  • 宮下 規久朗(神戸大学大学院教授)
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年末からあべのハルカス美術館で関西初のカラヴァッジョ展が開かれます。カラヴァッジョは美術史上もっとも大きな革新を成し遂げ、レンブラント、ルーベンス、ベラスケス、フェルメールら17世紀のほとんどすべての芸術家に大きな影響を与えたイタリア最大の巨匠です。また、殺人を犯して逃亡して果てた破滅的でスキャンダラスな「呪われた天才」としてしばしば映画や小説の題材にもなってきました。この講座は、画家の短い波乱の人生をたどりながら、当時の精神風土や芸術環境からカラヴァッジョの芸術の意味や革新性を解き明かし、その芸術の本質に迫ります。最先端の研究成果を盛り込みながら、この未曾有の天才の奥深い世界をわかりやすく紹介します。

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日程
2019/12/21
曜日・時間
土曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,160円 一般 7,480円
持ち物など
筆記用具
その他
窓口でお手続きの方は、公開チラシ4をご覧ください。

講師詳細

宮下 規久朗(ミヤシタ キクロウ)
1963年名古屋市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科教授、美術史家。『カラヴァッジョ-聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞などを受賞。他の著書に、『食べる西洋美術史』、『ウォーホルの芸術』『美術の誘惑』(以上、光文社新書)、『カラヴァッジョへの旅』(角川選書)、『モディリアーニ モンパルナスの伝説』(小学館)、『刺青とヌードの美術史-江戸から近代へ』(NHKブックス)、『カラヴァッジョ巡礼』(新潮社)、『裏側からみた美術史』(日本経済新聞出版社)、『ヴェネツィア-美の都の一千年』 (岩波新書)、『闇の美術史 カラヴァッジョの水脈』(岩波書店)、『モチーフから読む美術史』(ちくま文庫)、『しぐさで読む美術史』(ちくま文庫)など多数。