• トライアル可

欧州文化物語 オ-ストリアの華麗なる食文化

  • 田中 映男(元オーストリア大使)
講師詳細

元外交官として日欧両方の文化の面白さを知る講師が、自身の経験に基づいて様々なテーマで欧州の文化を語る講座です。外交官として日欧両方の文化の面白さを知る講師が、自身の経験に基づいて様々なテーマで欧州の文化を語る講座です。
今期のテーマは、ウイーンの食。ウィーンに行ってメニューを広げると、肉の揚げ物、煮もの、魚野菜の香料酢漬け、小麦粉菓子シュトゥルーデル、実の入るズッペなど料理法が広く旧帝国各地から取り入れられたことが分かる料理に沢山出会えます。更に旅行してシュタイヤマルク州やチロル州の料理をみれば、スルム渓谷に棲む脚の太い地鶏やアルプスの山羊チーズなどの力のある素材が並びます。
ウイーン市民はカフェーハウス文化、都市文化を発展させて、親友の間の食文化が出来たとも言われています。オーストリアの人間らしく人生を楽しむ時間と空間の設え方を紹介します。
【各回の内容】
7月 オーストリア料理の食材と調理法その一。季節感とメニュウ(皇帝家族に捧げた料理の例:ボンベ・マリイ・ルイーズ、エリザベーテン・シュニッテン、ギゼラ・ブラーテン、コンソメ・ヴァレリイ、シュテファニイ・ローストブラーテン)の紹介。食事はオペラの前か後か?お勧めの店とメニュウの紹介も。

8月 オーストリア料理にあうお酒は葡萄酒とシュナップス。ベートーベンの手料理やブラームスの食事など、芸術家と食文化の関係を取り上げます。また食後になぜ男性と女性に分かれるか、やかつてカフェー・ハウスに女性は立ち入り禁止だったお話もします。

9月 オーストリア料理の食材と調理法その二。シュニッツェルかステーキか。パスタは付け合わせではない。ウイーンのカフェーハウス文化やそこでの常連の定義など(常連を決めるのは給仕の権利だった)。そして人は毎日なぜカフェーハウスに来るのか、珈琲やザッハートルテを巡る裁判まで興味深いお話をたくさん取り上げます。

・1回受講を受け付けております。会員3,024円、一般3,456円でご受講いただけます。
お申し込みは、朝日カルチャーセンター芦屋教室まで。0797-38-2666

この講座は終了しました
日程
2019/7/11, 8/8, 9/12
曜日・時間
第2週 木曜 13:30~15:15
回数
3回
受講料(税込)
会員 8,100円 一般 9,396円
その他
・1回受講を受け付けております。会員3,024円、一般3,456円でご受講いただけます。
窓口でお手続きをされる方は、3-A番のちらしをご覧ください。

講師詳細

田中 映男(タナカ アキオ)
1971年外務省入省。2010年オーストリア大使(兼マケドニアおよびコソボ大使)を退職。40年間に海外の任地に8回勤務(ドイツ、ウイーン、ドイツ、ブラジル参事官、ニューヨーク国連代表部で安保理担当公使、フランクフルト総領事、ナイジェリア大使、ウイーン大使)。仕事で80カ国以上を訪問。常に外国人のあらゆる質問(「日本の妻は三歩下がって歩くか?なぜクジラを殺すのか?」など)に答えるべく日本人と日本文化を勉強。更にその成果を欧米人に理解される言い方や手段で伝達する工夫を重ねる。海外での講演は200回以上に及ぶ。帰国後、日本人には「欧州など諸外国の対日関心増大に答えてもっと交流を深めるべし」、欧州人には「日本の古い文化からもっと学べることを探すべし」と提案している。