
ラカン入門 フロイトの症例を読む②症例ドラ
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ジャック・ラカン(1901-1981)の理論はきわめて難解なことで知られています。研究は進んでいるものの、専門家にとってさえ、いまだうまく解釈できないところも多いのです。しかし、そんな彼の著書や論文も、きちんと文脈を押さえて読み解けば、その言わんとすることが「それなりに」理解できる箇所はたくさんあります。
この講座では、特に、ラカンがフロイトの症例について述べている箇所に注目して、ラカンの議論をなるべくわかりやすく解説してみたいと思います。「症例」というよりどころがあることによって、単なる抽象的な議論としてではなく、具体的かつ臨床的な議論としてラカンを読み解くことができるでしょう。また、取り上げる4つの症例の検討を通じて、ラカンと構造主義の関係もよく理解できるようになるはずです。
なお、ラカンの文章は、講師による日本語訳や、既存の翻訳(に適宜修正を加えたもの)を使いますので、外国語が読めない方でも受講していただけます。
〈この回のテーマ〉
症例ドラ(ラカン「転移に関する発言」を読む)
※収録時に教室で配布された資料を、アーカイブ動画ご購入者へ配布いたします。
※本動画の視聴可能期間は、ご購入から10日間です。期間中は繰り返しご視聴いただけます。
講師
京都大学准教授・松本 卓也
詳細
- 収録日
- 2022年11月25日(金)
- 販売期間
- 2023年09月30日(土) まで
- 時間
- 約120分
※価格は税込みです。
※講座動画のご購入は、朝日新聞社が運営する販売サイト上で行います。
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