
「百人一首」の謎を読みとく
国文学研究資料館館長・渡部 泰明
1,980 円
『百人一首』は、古代から中世初頭にいたる百人の歌人から、一首ずつ選んだ秀歌撰ですが、多くの謎に満ちています。編者は藤原定家だと言われていますが、この通説にはいまも異論が提出されています。しかもどうしてこの歌人が入っているのか、どうしてこの歌が選ばれたのか、不思議に思われるところがあります。『百人一首』は、謎めいているからこそ、魅力的な秀歌撰だといえるでしょう。しかもその謎には和歌の本質を考える際に避けては通れない問題が多く含まれています。だからこそ、和歌の世界を代表する作品とされてきたのだといえると思います。
今回取り上げるのは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも注目される源実朝です。実朝の実像はこれまで考えられてきた姿とは実は異なるのではないでしょうか。その歌から読み解きます。
※2022年7月開講。季節に1回のペースで、毎回様々なテーマを設けて「百人一首」を解説する予定です。
※収録時に教室で配布された資料を、アーカイブ動画ご購入者へ配布いたします。
※本動画の視聴可能期間は、ご購入から7日間です。期間中は繰り返しご視聴いただけます。
国文学研究資料館館長・渡部 泰明
※価格は税込みです。
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